西宮の注文住宅・施工事例｜中庭とアトリエのあるアンティークな家WORKS
中庭と製菓用アトリエのあるアンティークな家｜西宮市ＫＫ様邸
海外のお宅のようなアーチのフェンスや木製の格子窓が外観のアクセントとなる西宮市KK様邸。1階は製菓用アトリエ・ダイニングキッチン・中庭と水回り、2階は書斎・寝室＆WICとリビング。少し変則的なプランですが、それぞれが仕事に集中できるスペースを確保しつつオンとオフを切り替えてゆったりとくつろげることが出来るように考えています。
ダイニングセット・食器棚・ドアやシャンデリアに至るまで全てアンティークで統一しています。古いものを好まれる施主様が以前より集められていたものを初期プランの段階から取り入れて計画。またアンティークを使用した家づくりを得意とする私達も色々と吟味しながら状態の良いアンティーク(家具・ドア・ドアノブ・照明等)をご提案させて頂いたので、至る所にちりばめられたお宅となっています。
壁は漆喰、床はオーク無垢材ヘリンボーン貼りの空間。ダイニングドアはイギリスアンティークのパインドアをご提案しました。美しいカッティングが施された古いガラスと飴色に変化した木肌の温かみが唯一無二の存在感を放ちます。時を経てきた物だけが持つ、現行品には出せない味わいのアンティークガラスノブを合わせて。
ステンレスの天板を合わせてオーク材で造作した木製キッチン。ゆらめくガラスを入れた窓枠はキッチンとダイニングの空間をゆるやかに間仕切ります。
キッチン近くに奥様用の家事コーナー(左)、奥まった2階の一角に旦那様の書斎(右)を計画しました。キッチンの背面は、裏庭に続く勝手口までの両側通路に家事コーナーと食器棚兼パントリーを設けています。
中庭に面した製菓用アトリエ。連窓サッシから見える山の景色や庭の緑を愉しみながら作業が出来ます。将来は、お菓子教室としても対応できるよう人工大理石の作業台も造り付けました。
アンティークのアイアンフェンスは外観のアクセントになるようアーチ壁に付ける計画に。又、道路からの目線を遮り、閉鎖的にならないような工夫も凝らしました。ゆったりとした中庭にはアンティークテラコッタタイル(フランスの古城タイル)を敷きました。
ダイニングとつながる半屋外のパティオでは、目線を気にせず食事やお茶を楽しめます。パティシエであり、フローリストでもある奥様が緑を眺めながらお菓子を作り、お庭で育てたお花を部屋に飾ったりと丁寧な暮らしを楽しまれています。
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