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床下エアコン

OH様邸では外部の足場が外れ、内部の美装工事もほぼ終わりました。
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漆喰の淡いクリーム色と
木を使った庇、
グレー系のペイントを施した
玄関ドアのシンプルな外観です。

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外部では引き続いて外構工事を
行っています。

敷地内で段差ができる為、
土を留める擁壁が必要になります。

外構工事もシンプルですが、
板塀などを使ってナチュラルな
雰囲気に仕上げる予定です。

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内部もほぼ仕上がり、
床の養生も取れました。

写真はダイニングのカウンター下に
仕込んだ床下エアコンの様子です。

オーブルホームではさまざまな暖房方法を
検討してきた結果、現在は床下エアコンが
最も効率がよく、快適に過ごせると考えています。

では、なぜ床を直接暖める床暖房ではないのかと言うと
一つは効率が悪いと言う点で、
床面の温度が高くなりすぎて、低温ヤケドの恐れがあるということです。
床面が暖かいと確かに気持ちが良いのですが、
部屋全体を暖めるには時間が掛かり、
立ち上がりの遅いという欠点があります。

そのぶん、床暖房を長時間使うと光熱費がとても掛かる為、
床暖房を採用されたお宅でも実際にはあまり使っていなかったり、
高額な光熱費に悩まれていることがあります。

一方、エアコンは風を送る為、
人に直接当たると不快に感じることも多いことが欠点でした。

そこで現在、暖房効率が良いエアコンを使い
床下の空気を暖め、その暖まった空気を部屋に取り込むことで
床面と部屋も暖める床下エアコンが
最良の暖房方法ではないかと考えるようになりました。
床下にエアコンを設置するに当たり、
いろいろと難しい面もありますが、
新住協での勉強を重ねることで
取り入れることができるようになりました。

ただ、どんな家でも床下エアコンを取り入れれば良いのかと言うと
断熱・気密性能はかなりのレベルを確保することが最低限の条件になります。

プランの関係上、全てのお家で採用できるわけではありませんが、
可能な限り、お薦めしたい暖房方法になりました。