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造作庇

KN様邸では外部の作業が進んでいます。
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防水シートの上から桟を取り付け、空気が通る層を確保しています。
この部分に空気を流すことで壁の中の湿気を排出します。
この上から特殊なラス(金網)を貼り、モルタルを塗っていく予定です。

右の写真は木の庇を造作したところです。
庇の出幅を計算した上でしっかりと確保することで
夏の上からの日差しを遮りつつ、冬の低い位置からの日射は
取り入れることができます。
見た目にも良い雰囲気に仕上げる為に大工さんが木で造っています。

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内部では断熱材が納品されています。

この断熱材はグラスウールなのですが、
写真の通り、完全に自立します。
触ってみると一般的なグラスウールとは
全然違う固さです。

非常に密度が高く、性能も普段使っている
高性能グラスウール16K品よりも1.2倍ほど性能が良くなっています。
KN様邸は少し寒い地域ということもあり、
ご希望で断熱材の性能を上げていますが、
樹脂サッシやトリプルガラスとの組み合わせで
北海道の断熱レベルになっています。

固い為、少し施工は大変そうですが、大工さんが
いつも丁寧な作業をしてくれるので、安心です。
施工状況はまた後日紹介したいと思います。