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小幅板の目透かし貼りとハイサイドライト

神戸市東灘区のMS様邸では先日ご紹介した勾配天井に小幅板を目透かし貼りしました。

天井小幅板目透かし貼り

勾配天井部分に幅の小さな無垢材を1枚ずつ
隙間を開けながら貼っていきます。
幅の小さい板を小幅板、板と板をくっつけずに
隙間を開けて貼る貼り方を目透かし貼りと言います。

こうする事で木の立体感が強調されて
より深みのある仕上がりになります。
突板では出せない質感と節のない木目も
上品な仕上がりです。

吹抜けとハイサイドライト

こちらは家の中央にある吹き抜け部分です。
平屋などで窓からの距離が離れた
中央付近では光が届きにくく、暗くなりがち。

できる限り、昼間は電気を付けずに
生活できるようにする為、吹抜けにして
ハイサイドライトを設けています。
すでにかなり明るいですが
壁が白っぽく仕上がると
さらに明るくなりますが、
反射光なので、柔らかく空間を
包んでくれるのが良いです。

このハイサイドライトは玄関ホールにもあり、
高さ方向の広がりも感じる事ができます。

トイレ埋め込み収納

これはトイレの壁を利用して
埋め込み収納を造作しています。
トイレにはちょっとした収納が
あるだけでも重宝します。

既製品でも埋め込み収納はありますが
大きさや奥行きが使いやすい物が少なく
デザイン的にも一体感がでません。

必要な場所にすっきりとした収納を
設ける事が出来るのも造作の魅力です。

グラスファイバーメッシュ

外部では左官屋さんが2回目の
モルタル塗りを行っています。

モルタルを塗ってすぐに
グラスファイバーメッシュを伏せ込んで
コテで綺麗に抑えていきます。

モルタル2

このあと、さらにシゴキ塗りを行い
表面を平滑に仕上げていきます。

その後、しっかりと養生して乾かしてから
仕上げの吹付けを行う予定です。