今年も?バタバタしたまま年末を迎えてしまいました。
歳を取るほどに年々、駆け足で過ぎていくのを実感します。
![セルロースファイバーネット](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2023/12/2b15168e08b5265a6182c3155975065f.jpg)
さて本日も現場を周っていましたが
神戸市垂水区のT様邸リノベーション工事の現場は
天井周りの気流止めと断熱下地が出来ましたので
天井にセルロースファイバーの吹込み断熱を施工しました。
![セルロースファイバー吹込み](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2023/12/3c55257e0da97ea5a19a250f446a8069.jpg)
セルロースファイバーを吹込む前に
不織布を天井面に貼っていき
下からホースを差して
断熱材を送り込んでいます。
ここまでも難しい施工でしたが
まだ壁の下地という難題が残っています。
![外壁杉板張りT](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2023/12/72ba7f66f7d902be7f69bd29c3de6f57.jpg)
大工さんはその前に
外壁仕上げとなる杉板を張っています。
節のほとんどない上質な兵庫県産の杉材に
板を張る前に塗装を施したものを使用しています。
下屋が多く、施工の手間も掛かっていますが
年明けには貼り終える予定です。
同じく垂水区のY様邸では大工さんが
年末ぎりぎりまで作業が掛かりそうとの事ですが
年内にきりを付ける為に頑張ってくれています。
現場は思うように休めませんが
職人さん達の頑張りに感謝しつつ
私も普段できない事や片付けなども
行っていきたいと思います。
話は変わり
ご紹介するタイミングを逃してしまいましたが
今年もいろいろと学ぶことが出来ました。
今年の春から秋の半年を掛けて
『ミライの住宅』という会で主催されている
空調設計講座を受けていました。
この空調設計講座は非常にマニアックですが
物理の内容から実際の現場での測定など
原理からどうやって実践、検証するかと
言ったことまで空調を考える上で
非常に大事な内容を学ぶ講座でした。
現在、住宅レベルで空調について学べる
唯一の講座と言っても良いかもしれません。
![空調設計講座修了証](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2023/12/aefd6c988341fab403a1110dca681417.jpg)
毎回、宿題があり最後は実際に
空調計画の発表を行うと言った内容で
久しぶりに夜な夜な真剣に勉強しました。
![空調設計シート](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2023/12/cc3e3883d7bc4632ff69ccb0311f700a.jpg)
詳しくはコラムで書きたいと思いますが
断熱気密の話は当然わかった上で
どうやって夏の暑さと湿気や
冬の寒さと乾燥を解消するか
これらを数値化して計算する事で
効率的に過不足なく
しかも省エネに設計するのが目的です。
これ以上書くと終わらなく
なりそうなのでこの辺で。
![BIS認定合格通知書](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2023/12/83c747085f48053d204b8ed0130a45ec.jpg)
12月には断熱技術者として
北海道では必須となる
BISと言う資格の試験を受けました。
このBISは詳しくはコチラを
ご覧頂ければと思いますが
『住宅等の温熱環境要件に関して高度な専門的知識を有し、正しい設計、精度の高い施工方法等を指導できる技術者』
と言った内容の資格になります。
普段から新住協で勉強している事と
現在、弊社の断熱気密仕様は
北海道の省エネ基準以上を
基本としている為
このBISの内容はすぐに
理解出来ましたが
試験を受けるのは
本当に久しぶりでした。
勉強した中で新しい発見も
ありましたので
今後の設計にも
活かしていけそうです。
他にも今年は、なんちゃってですが
ユーチューブを始める事が出来ました。
来年に向けても新しい取り組みを行う予定で
その発表が出来るように
準備を進めていきたいと思います。
今年もブログをご覧頂きまして
ありがとうございました。
弊社の年末の営業は本日までとなります。
年始は1月6日からの営業となりますので
よろしくお願い致します。