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2023年もありがとうございました!

今年も?バタバタしたまま年末を迎えてしまいました。
歳を取るほどに年々、駆け足で過ぎていくのを実感します。

セルロースファイバーネット

さて本日も現場を周っていましたが
神戸市垂水区のT様邸リノベーション工事の現場は
天井周りの気流止めと断熱下地が出来ましたので
天井にセルロースファイバーの吹込み断熱を施工しました。

セルロースファイバー吹込み

セルロースファイバーを吹込む前に
不織布を天井面に貼っていき
下からホースを差して
断熱材を送り込んでいます。

ここまでも難しい施工でしたが
まだ壁の下地という難題が残っています。

外壁杉板張りT

大工さんはその前に
外壁仕上げとなる杉板を張っています。
節のほとんどない上質な兵庫県産の杉材に
板を張る前に塗装を施したものを使用しています。
下屋が多く、施工の手間も掛かっていますが
年明けには貼り終える予定です。

同じく垂水区のY様邸では大工さんが
年末ぎりぎりまで作業が掛かりそうとの事ですが
年内にきりを付ける為に頑張ってくれています。

現場は思うように休めませんが
職人さん達の頑張りに感謝しつつ
私も普段できない事や片付けなども
行っていきたいと思います。

話は変わり
ご紹介するタイミングを逃してしまいましたが
今年もいろいろと学ぶことが出来ました。

今年の春から秋の半年を掛けて
『ミライの住宅』という会で主催されている
空調設計講座を受けていました。

この空調設計講座は非常にマニアックですが
物理の内容から実際の現場での測定など
原理からどうやって実践、検証するかと
言ったことまで空調を考える上で
非常に大事な内容を学ぶ講座でした。

現在、住宅レベルで空調について学べる
唯一の講座と言っても良いかもしれません。

空調設計講座修了証

毎回、宿題があり最後は実際に
空調計画の発表を行うと言った内容で
久しぶりに夜な夜な真剣に勉強しました。

空調設計シート

詳しくはコラムで書きたいと思いますが
断熱気密の話は当然わかった上で
どうやって夏の暑さと湿気や
冬の寒さと乾燥を解消するか
これらを数値化して計算する事で
効率的に過不足なく
しかも省エネに設計するのが目的です。

これ以上書くと終わらなく
なりそうなのでこの辺で。

BIS認定合格通知書

12月には断熱技術者として
北海道では必須となる
BISと言う資格の試験を受けました。

このBISは詳しくはチラ
ご覧頂ければと思いますが
『住宅等の温熱環境要件に関して高度な専門的知識を有し、正しい設計、精度の高い施工方法等を指導できる技術者』
と言った内容の資格になります。

普段から新住協で勉強している事と
現在、弊社の断熱気密仕様は
北海道の省エネ基準以上を
基本としている為
このBISの内容はすぐに
理解出来ましたが
試験を受けるのは
本当に久しぶりでした。

勉強した中で新しい発見も
ありましたので
今後の設計にも
活かしていけそうです。

他にも今年は、なんちゃってですが
ユーチューブを始める事が出来ました。

来年に向けても新しい取り組みを行う予定で
その発表が出来るように
準備を進めていきたいと思います。

今年もブログをご覧頂きまして
ありがとうございました。

弊社の年末の営業は本日までとなります。
年始は1月6日からの営業となりますので
よろしくお願い致します。