神戸市垂水区のY様邸では大工さんの造作工事がほぼ終わり、内装工事が始まっています。
![木製スリット手摺打合せ](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2024/01/a8ddc78eeb51401d0fc6d7f80b54cb2b.jpg)
昨年末に遡りますが
大工さんと階段の上り口に設ける
木製スリット手摺の
確認を行っていました。
実際に施工する為に
原寸でサイズを確認して
手摺子の間隔や高さなどを
決めていきました。
![木製スリット手摺](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2024/01/391ec74ce6ea553665fec57e662b3ac2.jpg)
階段の段になる位置で
等間隔には出来なかったり
上に取り付ける丸棒手摺の
高さなど考える事が多くある為
大工さんの丁寧な施工が求められます。
さらにこのスリット手摺の
形状は精度が必要です。
滑らかに繋がるように加工を行い
綺麗にすり合わせています。
これから塗装を施すことで
また違った印象になる予定です。
以前に同じ仕様で施工した手摺を
実際に見られた方からは
非常に好評なスリット手摺です。
![木製室内窓](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2024/01/07da50986ce6cc77400095f310a6d169.jpg)
こちらは2階の洋室に設けた
木製の室内窓です。
この室内窓の向こう側は
階段と吹抜けになっていて
外から室内は見えません。
ただ、しっかりと光を取り入れる為に
室内窓の向こう側に窓を設けています。
それが南側の窓になる為
日射も取り込むことが出来ます。
街なかでも光や日射を取り入れつつ
プライバシーを守ることも出来る
窓の取り方の一つです。
さらにこの木製室内窓は
引違いになっている為
開けて空気の循環も行えます。
こちらも人気のある室内窓ですが
値上げが激しく、使い難く
なってしまったのが残念です。
![キッチン前壁板張り](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2024/01/9f75e377b6c1a204ded6da76e626daab.jpg)
キッチンは2列型になりますが
シンク側の前壁には
杉板を張っています。
節や木の色目が激しいですが
ここもこの後、塗装を施すことで
全然違った仕上がりになります。
木材も適材適所で
節のあるものや木目などを
選んで使用することで
コストを抑えながら、まとまりのある
インテリアにする事が出来ます。
まだ他にも造作のポイントがありますが
長くなりそうなので
また次回にご紹介します。