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木製スリット手摺と木製室内窓

神戸市垂水区のY様邸では大工さんの造作工事がほぼ終わり、内装工事が始まっています。

木製スリット手摺打合せ

昨年末に遡りますが
大工さんと階段の上り口に設ける
木製スリット手摺の
確認を行っていました。

実際に施工する為に
原寸でサイズを確認して
手摺子の間隔や高さなどを
決めていきました。

木製スリット手摺

階段の段になる位置で
等間隔には出来なかったり
上に取り付ける丸棒手摺の
高さなど考える事が多くある為
大工さんの丁寧な施工が求められます。

さらにこのスリット手摺の
形状は精度が必要です。
滑らかに繋がるように加工を行い
綺麗にすり合わせています。

これから塗装を施すことで
また違った印象になる予定です。
以前に同じ仕様で施工した手摺を
実際に見られた方からは
非常に好評なスリット手摺です。

木製室内窓

こちらは2階の洋室に設けた
木製の室内窓です。

この室内窓の向こう側は
階段と吹抜けになっていて
外から室内は見えません。
ただ、しっかりと光を取り入れる為に
室内窓の向こう側に窓を設けています。

それが南側の窓になる為
日射も取り込むことが出来ます。

街なかでも光や日射を取り入れつつ
プライバシーを守ることも出来る
窓の取り方の一つです。

さらにこの木製室内窓は
引違いになっている為
開けて空気の循環も行えます。

こちらも人気のある室内窓ですが
値上げが激しく、使い難く
なってしまったのが残念です。

キッチン前壁板張り

キッチンは2列型になりますが
シンク側の前壁には
杉板を張っています。

節や木の色目が激しいですが
ここもこの後、塗装を施すことで
全然違った仕上がりになります。

木材も適材適所で
節のあるものや木目などを
選んで使用することで
コストを抑えながら、まとまりのある
インテリアにする事が出来ます。

まだ他にも造作のポイントがありますが
長くなりそうなので
また次回にご紹介します。