年々、1年が早く過ぎるのを感じますが
今年もあっという間に過ぎた感じです。
現場は今日まで作業を行っているので
確認の為にそれぞれの現場を回ってきました。
西宮市のT様邸では先日、付加断熱の上から
透湿防水シートを施工しました。
その上から通気胴縁(木の桟)を
留めていきましたが
この通気胴縁を留めるのに
柱や間柱まで届く
専用の長いビスを使っています。
通気胴縁の上から
特殊なラス(金網)の施工まで
終わりました。
年明けには1回目の
モルタル塗りを行う予定です。
内部では設備屋さんが配管の仕込みを
電気屋さんが配線を行っています。
大工さんによる断熱工事も
ほぼ終わりましたが
また次回にご紹介します。
他にも明石市のH様邸では
設備や照明などの器具付けを
神戸市垂水区のF様邸では
地盤改良工事を行っています。
ありがたいことに来年まで工事が埋まっており、再来年完成予定のご依頼もちらほら頂いております。
今年を振り返ると前半は非常に難しい設計・施工の案件がありましたが、無事にお引渡しできた事が何よりでした。
後半に掛けても引き合いをたくさん頂き、計画や打合せでバタバタとしていた印象です。
また今年もいろいろな学びの場に参加させて頂きました。
空調や構造の講習やセミナー、良い建築や初めて見る街並みなどからも見聞を広げる事ができて、充実した1年を過ごすことができました。
こんなことができるのも信頼できる職人さん達がいるおかげで本当に感謝です。
そして、学んだ事を実際の建築に反映しながら検証も行っていく事ができました。
特に弊社では、家全体を効率的に暖めたり冷やしたりして、快適な暮らしを実現することを重視しています。
その際、設計においては、将来のメンテナンスやコストを最小限に抑えつつ、可能な限りシンプルな仕組みを追求しています。
特殊な機器や工法を使わずにいつでも手に入りやすい物を使って、空調を行う事を目標としているわけです。
それは正直なところ、住宅会社としては儲からない方法で、特に大きな会社になればなるほど、行うメリットは少ないでしょう。
しかし、情報が拡散しやすい現在、簡単に正しい情報を得る事が出来るようになると、そんな家づくりが求められるのは間違いないと思っています。
そのような家づくりを地道に行っていく事で少しでも多くの方に届けばと思い、日々の家づくりに励んで参りたいと思う年末です。
今年は年末から新しい勉強も行っています。
一つは家づくりに関して、もう一つは仕事には関係しますが、直接的に家づくりとは違う分野になります。
また新しい目標も出来ましたので、来年に向けて詳しく勉強したり、準備を進めていきたいと思います。
今年も拙いブログをご覧いただきまして、ありがとうございました!
弊社の年末の営業は今日までで、年始は1月6日からとなります。
年始の1月12日には完成内覧会もありますので、ご興味をお持ちの方はぜひご予約の上お越しください。
皆様、良いお年をお迎えください。