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階段造作と気密測定

西宮市のT様邸では大工さんの造作工事が進んでいます。

階段造作

階段の造作が終わり
2階への上り下りがしやすくなりました。
この階段にはタモの幅ハギ材を
使用しております。
無垢材なので、表面が傷ついても
中から木が出てくるため
軽い凹みの場合、元に戻ったり
表面を削って綺麗になります。
これが表面に薄い板が貼られた物の場合は
下の合板などが出てきて補修が難しいです。

階段の手前側に壁がありませんが
このような階段をひな壇階段と言い
階段部分に木製スリット手摺を
造作する予定です。
そうすることで階段もインテリアの一部として
見せることができます。

西宮市T様邸の気密測定

造作が進んできましたので
気密測定も行いました。

専用の機械で空気を外に出して
室内と屋外の圧力差から家の中の隙間を
計算して出す減圧法という方法です。

気密測定結果

気密測定の結果になります。
床面積当たりの隙間面積と言う事で
C値で表しますが、写真の通り
C=0.2cm2/m2で十分に
高気密な結果でした。

壁・天井下地ボード貼り

大工さんは壁の下地補強を行ってから
壁や天井の下地ボードを貼ったり
建具の木枠を加工して取り付けたり
収納の仕切りなどを行っています。

これからカウンターや造作収納など
細かい部分の造作を行っていく為に
現場で細かい打合せを行いました。

モルタル下地塗り

外部では左官屋さんが
2回目のモルタルを塗っています。
モルタルの上にグラスファイバーメッシュを
全面に貼って、さらにコテで押さえています。

この後、シゴキ塗りと言って
表面を平滑にする為に薄塗りを行って
ようやく左官下地が完了です。

その後、しっかりと乾かすために
養生期間を空けてから
吹き付け仕上げを行う予定です。