淡路市のM様邸では大工さんの造作工事がほぼ終わりました。

リビングの横に小上がりの畳コーナーを造作しています。
リビングとつながり、広々と使えるのと
ちょっと横になったり腰掛けるのに便利です。
また来客時には宿泊できるように
天井にロールスクリーンを仕込んで
簡易な目隠しとして利用できます。

キッチン背面には奥行のある
カウンター収納を計画しています。
カウンター横の壁には
オークの羽目板を貼りました。
節の無い上質なオークの板を
一面に貼る事でアクセントに。

トイレは少し幅を広くして
カウンター収納を造作しています。
天板にはタモの幅ハギ材を使用し
造作した扉を塗装してすっきりと仕上げます。

大工さんは暑い中ですが
予定通りに作業を終えてくれまして。
断熱工事後に写真のウインドエアコンや
スポットクーラーを使用して
家全体を冷やすことが出来たので
作業しやすかったとのことです。
家全体では50畳ほどあるので
2台の簡易エアコンでは普通だと冷えません。
しかし、断熱等級7レベルになると話は違います。
これだけでも外気より5度近く冷えて
作業をするのに動いていると汗は出ますが
汗が噴き出して耐えられないという事はありません。
実際に私が現場で打合せをするときには
汗がひいて、不快な感じはしませんでした。
大工さんの作業効率に直結して
仕事の完成度にも影響が出る可能性がありますので、
これからはますます過酷な暑さ対策が必要になりそうです。

外部では養生期間を空けてから
外壁の吹付け仕上げを行いました。
グレー色の外壁は締まった印象で
玄関ドアと軒周りの木部や木製窓などとの
対比が良い感じになりました。
太陽光パネルの設置や雨樋の取り付けなど
外部の作業が終わったので、足場も外しました。
これから内装や仕上げ工事が本格化します。