お盆休みから時間が経ちましたが、全開で動いています。
休みの間も事務仕事や普段できない事など仕事もありましたが、休養も取れたので、残暑に負けず頑張っていきます。
芦屋市のMT様邸では大工さんの造作工事が大詰めを迎えています。

2階ホールに面する書斎コーナーには
格子入りのガラス枠で室内窓を設けています。
室内窓はこれから建具屋さんが造作しますが、
それを納める為の木枠を大工さんが造作しています。
この枠にも無垢材を使用していますが
塗装をする為、それはわからなくなります。
何かもったいない気はしますが
空間全体のバランスを考えての計画です。

キッチン横の壁にはマグネットボードと
リモコン用のニッチも造作しています。
マグネットボードは磁石が付くように
ボードの表面に鉄粉が付いています。
上から仕上げを行うため
少し強い磁石で留める必要はありますが
仕上げが連続している所に留められるので
平面でも違和感のない仕上がりになります。

収納内部の化粧ボードや壁の石膏ボードも
貼っていますので
部屋の形や空間の仕上がりが見えてきました。

先日の階段も段板の加工が終わり
スケルトン状態ですが2階への
上り下りがしやすくなりました。

少し遅くなりましたが
気密測定も行いました。
いつも通り、専用の測定器を使って
気圧の変化から家の中にどれだけ
隙間があるか測定しています。

今回は1回で測定ができて
測定結果はC=0.2cm2/m2と言う結果でした。
いつも通りの安定の気密測定結果で
大工さんをはじめ、職人さん達の
丁寧な施工の証でもあります。
どんなに申請の断熱性能が高くても
気密性が低いと性能は損なわれてしまいます。
例えるなら魔法瓶の蓋が開いているのと同じで
熱が逃げる速度が上がってしまいます。
それを防ぐための気密性能が大事です。
防音室工事はまた別の職人さんが作業を進めていますが
こちらもあと少しとなりました。