芦屋市のMT様邸では大工さんの造作工事がひとまず終わり、内装工事を行っています。

リビングにはテレビ台と飾り棚、
収納を造作しています。
テレビ台の横には書斎コーナーと
つながる腰壁に木製のモールディングを
取り付けています。

書斎コーナーの横面にも
木製モールディングを取り付けて
上から全体を塗装する予定です。
塗装を行って全体の色目が整うと
印象が大きく変わると思います。

書斎コーナーにはカウンターと
本棚を造作しています。
腰壁を利用して最小限のスペースでも
収納を確保しつつ、すっきり見せるために
大工さんの腕が必要になる部分です。

階段とホールの間の腰壁は
木製スリット手摺としています。
こうすることで少しでも明るくなり
1階と2階の空気循環も促します。

大工さんの造作工事はほぼ終わり
塗装屋さんが木部の塗装を行いました。
木製スリット手摺にも塗装を行い
手摺の笠木部分と手摺子の部分で
色の塗り分けを行っています。

他にも塗り分けるところは
それぞれ養生を行うため手間はかかります。
それでも仕上げの印象を決める
大事な作業になるため確認をしながら
一つ一つ塗装を行ってもらってます。

外部では吹付け仕上げを行ってから
雨樋の取り付けを行ったり
外付けロールスクリーンの
取り付けも行いました。
近年の猛暑は8月では終わらず9月まで
続いていますので、太陽の傾きが変わって
日射が入りやすくなってきます。
日射熱を遮るには家の中ではなく
外で行うことで高い遮熱効果があります。
ある程度、光を入れながら
外からの目線を遮る効果もあるので
最近お薦めのアイテムになっています。

外部の足場が必要な作業を終えてから
足場を取り外しました。
写真では明るく見えますが
実際には少し落ち着いた
グレージュ色の外壁に白い樹脂サッシと
木製の玄関ドアがアクセントになる外観です。