今日は明石市のF様邸で棟上げを行いました。

本日の上棟に先立って
大工さんが土台敷きを行いました。
土台は国産ヒノキ材を井桁の
綺麗な格子状に組んでいきます。

土台の上には床下地となる
構造用合板を敷いて留めつけていきます。

床板の上に上棟時に組む2階の木材を搬入して
その上から全体をシートで養生しました。
翌日には外部の仮設足場を組んで
上棟準備が完了した状態でした。
今週は雨の日もあったのですが
ちょうどその合間の天気が良い日に
土台敷きなどの作業を行えて
木材を雨に濡らすこともありませんでした。

そして迎えた今日の朝は
1階の柱を立てるところから
作業が始まりました。

柱の上に2階の床梁を組んでいきました。
この床梁も綺麗な井桁に組んで
その上に床下地板を貼っていきます。

床下地板を貼ることで足場が出来たので
2階の柱や小屋組みの材料をレッカーで
吊り上げて、まずは2階の柱を立てていきます。

柱を立ててから小屋組みと呼ばれる
2階の天井と屋根を支える
梁を組んでいきます。

小屋梁を組み終えると
接合部の金物などを取り付け
屋根の下地となる母屋組みを行いました。

母屋と言われる材の中で
最も高い位置に納まるものが棟木です。
棟木を上げて組むことを棟上げと言います。
作業が順調に進み
昼前には無事に棟が上がりました。

その後も作業が進み
母屋の上に垂木と呼ばれる
野地板を支える桟を留めていきます。

垂木の上から野地板を貼り終えて
大工さんの今日の作業は完了です。

その後、屋根屋さんが現場に来て
屋根ルーフィングを貼り終えて
屋根からの雨水の心配もなくなりました。

最後に外部にシートを貼って
今日の作業が完了しました。
朝からとても良い天気で
この時期にしてはとても暑い中でしたが
大工さん達はいつも通り
手際よく予定通りの作業を終えてくれました。
チームワークもよく、とてもありがたいです。
F様、本日は上棟、おめでとうございます。
これからは徐々に作業を進めていきますので、
その過程もお楽しみください。