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中間検査と樹脂トリプルガラス窓と制震ダンパー

明石市のF様邸では構造金物などの取り付けが終わり、中間検査や瑕疵保険の検査も受けました。

瑕疵保険検査

中間検査では主に法律のチェックを
瑕疵保険の検査では構造金物や防水処理など
釘やビスの長さや間隔など細かく
チェックを行っています。
どちらも特に問題はありませんでした。

ホールダウン金物

特に大事な基礎と柱を緊結する
ホールダウン金物と呼ばれる金物は
地震時に柱が土台から抜けるのを防ぎ
建物全体がずれて壊れないようにします。

構造金物

土台と柱の金物に応じて
上の梁と柱を緊結するための金物も
同じように引き抜きが起きないように
大事な役割を果たします。
他にもそれぞれの接合部には
構造計算によって決められた金物で
しっかりと留めています。

筋違金物

横方向の揺れを防ぐためには
耐力面材や筋違と呼ばれる材を入れて
これも決まった金物で留め付けます。

制震ダンパー取り付け

しっかりと構造金物を取り付けた上に
制振ダンパーも施工することで
建物の揺れを小さくして
金物や面材の釘が緩むのを防ぎます。
繰り返しの揺れに対して効果を発揮するので
長期間に渡って、安心感を得たい人にはお薦めです。

樹脂トリプルガラス窓

金物の施工が終わると
樹脂窓の取り付けを行いました。
ほとんどの窓がトリプルガラスの樹脂窓で
結露の心配が少なく、夏の日射熱も
かなり軽減してくれます。

それでも窓から出入りする熱は
壁に比べると圧倒的に大きいので
必要な位置に必要な大きさの窓を
設計する事が非常に大事です。

それは性能的な意味合いだけでなく
光や風、景色と言った外から入ってくるものを
上手く取り入れる意味でも難しいため
設計する立場として毎回、
最後まで悩みながら決めています。

現場では屋根のガルバリウム鋼板葺きが始まり
検査後に大工さんが外張り付加断熱の
施工も行う予定です。