BLOG

セルロースファイバー吹込み断熱とガルバリウム鋼板貼り外壁

明石市のF様邸では断熱と気密の施工が終わりました。

セルロースファイバー吹込み断熱

屋根にはセルロースファイバー断熱材を
厚さ300mmの吹込みを行っています。
セルロースファイバーの断熱材が
落ちないように不織布を貼っていますが
これには防湿性がありません。

調湿気密シート貼り

そこで気密と防湿を兼ねた
シートを別張りしています。
このシートを省略することもあるようですが
夏に室内の湿度が上がり過ぎたり
気密性が確保できない問題もあるようです。

別貼り防湿シート

壁にも高性能グラスウールを充填したあと
防湿シートを別張りしました。
こうする事で防湿シートを
連続させて気密性を確保し
湿気が壁内部に入るのを防ぎます。

壁下地補強

気密施工の後、大工さんは壁の下地を組んでおり
この段階で下地補強も行っています。
収納の棚やレールなどの他に
将来、鏡や絵などの額を留める為に
しっかりとした下地が必要になります。
それらを打合せで確認した位置に
入れて補強をしています。

天井下地補強

天井にも物干しのアイアンバーを
後からビスでしっかりと留める為に
補強の下地を入れていきます。

これらは仕上がると見えない部分ですが
後からは施工が難しく、地味ですが大事な作業です。

オーク3層フローリング

シート貼りや下地が出来ると
床のオーク3層フローリングを貼っています。
いつも通り、節が少なく木目や色目が美しい
上質なオークフローリングです。

この後、すぐに養生をしていますので
最後に養生を剥がすまで見る事はできませんが
仕上がりが楽しみです。

外壁ガルバリウム鋼板小波板貼り

外部では板金屋さんが外壁の仕上げである
ガルバリウム鋼板の小波板を貼りました。
オフホワイトの外壁は明るく
シンプルな外観に仕上がっています。

外部の換気ガラリやスクリーン
コーキングなどを施工してから
足場を解体する予定です。