神戸市須磨区のS様邸では内装工事が進んでいます。

木部の塗装を行ったあと
クロス屋さんが壁紙下地の
パテ処理を行いました。
石膏ボードの継ぎ目やビス頭に
パテを埋めてサンドペーパーで削る
作業を繰り返し、表面を平滑にします。
この時の下地処理の精度が
クロス表面に出るため
職人さんの丁寧な施工が重要です。

クロスの下地処理が終わると
紙クロスを貼っていきました。
この紙クロスは塗装仕上げの
下地として使う材料のため、
下地の状態がそのまま
表れやすい特徴があります。
そのため、写真でもパテ処理の跡が
はっきりとわかります。
このような仕上げは、下地処理の丁寧さや
クロスを貼る職人さんの技術によって
仕上がりに差が出やすい部分でもあります。
そのため、このような材料に慣れている経験豊富な
職人さんに施工をお願いしています。

紙クロスの上から塗装屋さんが
塗装仕上げを行いました。
写真では少しわかりにくいですが、
左側の壁はアクセントとして、
やわらかなグレーの色で塗装しています。
弊社では、空間に自然に馴染むような
淡いニュアンスカラーをご提案することが多いです。
写真での派手さやインパクトは少ないため、
「インスタ映え」する色ではありませんが、
目にやさしく、長く暮らしていても
飽きにくいのが特徴です。

洗面コーナーには現場のサイズに合わせて
オーダーしていた人工大理石の
洗面一体型カウンターの取り付けを行いました。
ボウルとカウンターが一体になった
全く継ぎ目のない形状のため、
掃除がしやすく、ジョイント部分に
カビの心配もありません。
素材はアクリル樹脂のため
衝撃で割れるリスクが少なく
表面に傷がついた場合でも研磨や補修が可能です。
そのため、長く安心して使える
洗面カウンターとしてお薦めしています。
取り付けの際は、カウンターの下に前框として
用意していた無垢のタモ材と組み合わせて施工しました。
無垢材の質感が加わることで、洗面コーナー全体が
温かみのある仕上がりになっています。

外部では吹付けの仕上げを行った後
破風板と鼻隠しと呼ばれる屋根の先端部分に
ガルバリウム鋼板で下地を覆いました。
これは屋根材と同じ耐久性の高い素材を使用することで、
メンテナンスのタイミングを
屋根と揃えることができるためです。
長期的な維持管理を考え、現在はこの仕様を
標準的な仕上げとして採用しています。
最後に雨樋を取り付け、足場が必要となる
外部工事は一通り完了しました。

その後、外部の仮設足場を撤去しました。
足場が外れたことで、建物の外観全体が
はっきりと見えるようになりました。
グレージュ色の外壁は日の当たり方によって
明るく見えたり、落ち着いた色合いに感じられたりと
時間や天候によって表情が変わるのも魅力の一つです。
来週には内装の仕上げ工事も完了する予定で、
その後は照明器具や設備機器の取り付けを進めていきます。
