姫路市のK様邸では断熱工事を行っています。
![高性能グラスウール](https://arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2017/11/b63e1b3938266cd3e46a716377c4ea4b.jpg)
柱の間の厚み一杯に高性能グラスウール24K以上の性能の断熱材を大工さんが隙間なく丁寧に詰めています。
この性能のグラスウールになると立てておいても自立するほどなので将来、断熱材が下がると言った心配はなくなります。
![気密シート](https://arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2017/11/7bbcb3f9d161bdfe6d9d466c7ef1611a.jpg)
グラスウールを入れた後、気密シートを上から貼っていきます。
しっかりと気密を行うことで、断熱材の性能を最大限に発揮することができ、24時間換気も計画通りに機能します。
また、1階の天井の上と2階の床下部分の木部は熱が逃げやすくなるため、木部の上から断熱材を貼っています。
![小屋裏断熱](https://arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2017/11/3a1d60e47b24751613e6b03c13abc3bc.jpg)
K様邸では小屋裏空間を利用して、エアコンを設置し、全室に冷えた空気を送るように計画しています。
その為、小屋裏部分もしっかりと断熱を行い、気密シートは夏型逆転結露を防ぐ為に調湿気密シートを使っています。
場所によって材料を使い分けて、コストと性能のバランスを考えることが現場管理には求められます。
最近、断熱や省エネへの関心が高まっていることもあり、家づくりを考えられている方からよく、断熱材の種類や施工についてご質問頂くことが増えました。
その時に必ずお伝えしているのは、断熱材の種類よりも密度や厚みによる性能と施工が正しく行われているかどうかと言う事です。
断熱材についてはわかっても施工の見極めは難しいですが、会社の姿勢を見ればある程度はわかると思います。
そんな情報発信を今後も行っていきたいと思います。