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紙クロス貼り

西宮市のUS様邸では内装工事を行っています。

大工さんの造作工事の後、塗装屋さんが木部の塗装を行いました。
この木部の塗装は大きく2種類の塗料がある為、それぞれに塗り分ける必要があります。
まず、オイル塗装として木に浸透して木の表情を浮かび上がらせて、保護する役割があります。

もう一つは体に害のない水性塗料を塗るのですが、この塗料は3度ほど塗り重ねる必要がある為、非常に手間が掛かります。

塗装屋さんはずっと同じ職人さんに施工して頂いている為、安心してお任せできますが、慣れていない人に頼むと綺麗に仕上がらないようです。

その後、壁紙の下地処理としてボードの継ぎ目やビス頭のパテ処理を行いました。
このパテ処理も職人さんによって差が出やすいです。
特にいつも使うフラットで薄い紙クロスを施工する場合、下地処理が甘いと仕上がりに大きな差が出てしまいます。

その為、賃貸マンションなどでは下地処理の影響が少ない分厚いビニルクロスを使うのが一般的です。
これは職人さんの手間を極限まで削って安くした結果そうなりますが、仕上がりの質感には大きな差が出ます。

オーブルホームでは体への害が少なく、お手入れがしやすく、上質な仕上がりにする為には壁紙と塗装仕上げという組み合わせが良いと考えています。

下地処理が終わると紙クロスを貼っています。
この紙クロス自体もビニルクロスに比べると貼るのが難しく、職人さんの腕が必要です。

キッチン前壁タイル

先日、キッチン本体の据え付けが終わりました。
まだ養生している為、全くわかりませんが、オールステンレスのシャープなキッチンです。
キッチンの前や横の壁には白いサブウェイタイルを施工していますが、シンプルながらアクセントとなる仕上がりになりました。

現場では今週末には外部の仕上げ塗りを行い、いよいよ来週には足場が外れる予定です。