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紙クロス貼り

西宮市のSR様邸では内装工事を行っています。

スリット手摺

2階ホール部分には木とアイアンのスリット手摺を造作しています。
このスリット手摺は輸入品なのですが、純正の製作品は少し野暮ったい感じがする為、特別に大工さんにひと手間加えてもらっています。
また、木の精度も日本のものほど高くない為、少し削る必要があったりと、大工さんにとって一番の苦心作になりました。
その甲斐あって、上質な感じに仕上がりました。

下地パテ処理

大工さんの作業が終わり、木部の塗装を行った後、壁紙を貼る前に下地のパテ処理を行いました。
クロス屋さんが入念にパテを塗っては削る工程を3度ほど繰り返しています。

紙クロス貼り

下地処理が出来た後、ようやくクロスを貼っていくのですが、このクロスは紙でできています。
欧米では一般的なのですが、紙クロスの上から塗装をする仕上げになる為、紙でできたものを貼っています。
この紙クロスを貼るには職人さんの腕が必要ですが、クロス屋さんは慣れた手つきで貼ってくれています。

この紙クロスを貼り終えると上から塗装を行う予定です。
今日は台風の養生に走り回っていましたが、無事に過ぎてくれることを祈るばかりです。