神戸市垂水区のKY様邸では床下エアコンの設置も終わりました。
床下エアコンは玄関ホール部分に設置していますが、写真の通り、どこにあるかわかりません。(笑)
空間に馴染むように造作したカウンターの下に木製ルーバーで目隠しをすることで存在感のあるエアコンの存在を消しています。
ただ、エアコンを隠す為だけに造作カウンターを設けると、いかにもその為に作った感じで取って付けたイメージが拭えません。
そこで、玄関にあると嬉しいコート掛けやカバンや帽子などを置ける棚を設けることで、空間に馴染ませつつ、実用性もアップさせています。
リビングの吹抜け部分を見上げた天井ですが、オークの一枚板を使った板貼りとしています。
この長さの無垢板はとても希少ですが、頑張って使用した甲斐あって、その色合いや素材感は他の木では出ない雰囲気を醸しだしています。
施工中にもご紹介しましたが、階段下を利用したカウンターと本棚のコーナーです。
こもった感じがして、ここに座れば集中できそうな気がします。
無垢のオーク材を使ったカウンターは木目がしっかりとあらわれる自然オイルの仕上げとする一方、継ぎ目が多くオイル仕上げではうるさい印象になる集成材と呼ばれる板は壁と馴染むように色を合わせて塗装しています。
全てを自然オイル仕上げにすれば手間も掛からず、施工する立場からすると楽なのですが、このようにひと手間加える積み重ねが上質な仕上がりになると考えています。
そして、何といってもKY様邸の魅力の一つはそのロケーション。
明石海峡大橋と海が見える2階からの景色は夜にはライトアップでまた違った雰囲気に。
そんなKY様邸の完成内覧会も施主様のご厚意で開催させて頂きます。
珍しく2日間、開催させて頂きますので、ご見学枠も多めにあります。
ご興味をお持ちの方は、ぜひこの機会にお越し下さい。