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遮熱効果の高い外付けスクリーン

 

梅雨も明けて、夏の暑さも本格的になりました。

外付けスクリーン無し

自宅の中庭に面する窓は南西側に向いていて、角度も振っている事もあり、1~2時間ほどですが、窓からの日射が入ってしまいます。
床面の温度だけでなく室内の温度も上がってしまう為、この季節だけ外付けのスクリーンを設置しています。

外付けスクリーン

建物の入隅部分でシャッターがある為、通常のアウターシェードなどを取り付ける事が難しかったので、ホームセンターでシャッター部分にフックを張り付けて、日よけシェードをその都度、取り付けていました。
すだれでも良いのですが、リビングの窓は洋ですっきりした雰囲気にしたいので、日よけシェードを使っていました。
ただ、見映えがいま一つでシェード自体も数年で痛んでしまった為、何か良い物がないか探していました。
それを去年、見つけて取り付けたのですが、ご紹介するタイミングを逸してしまい、遅ればせながらのご紹介となります。

この外付けスクリーンは巻き上げてくれるので、簡単に上げ下ろしができます。
風が強い時にしまうのも手間が掛からず、見た目もすっきりです。
さらには耐久性も高いシェードになっていて、ホームセンターの物と比べて簡単にボロボロにはなりません。

なぜ外付けのスクリーンにこだわるのかと言いますと遮熱効果の違いです。
窓の内側でロールスクリーンやカーテンで遮熱タイプもありますが、熱自体は窓の内側に入ってしまう為、効果は限定的です。
その点、外側で日を和らげてくれる為、遮熱効果は中でスクリーンを付ける場合に比べて、半分以下にできます。
数値で言うと、中のスクリーンでは60%の熱が入ってしまうのに対して、外付けのスクリーンでは20%にまで抑えることができます。

アウターシェードや外付けスクリーンの特徴としては選ぶものにもよりますが、暗くなりにくいのと、外の景色がうっすらとわかる事です。

外付けスクリーン

明るい物の方が日射遮蔽効果も小さくなりますが、室内側にする場合と比べれば、遮熱効果は全然違います。
この外付けスクリーンの良い点はスクリーンを締めた状態でも窓の外に出る事が出来る点です。
スクリーンの下側を留める位置は工夫をすれば、調整出来る為、窓とスクリーンの間に隙間を作り、その隙間を通って外に出る事も出来ます。
それが窓の内側にあるとロールスクリーンやカーテンを開けてから出入りする必要があります。
この差はちょっとしたことですが、意外と外に出る時のストレスが変わる為、水やりなども気軽に行えます。

もちろんこの外付けスクリーン以外にも外側で熱を遮る方法はあり、コストによっても検討が可能です。
去年より暑さはましだとは思いますが、暑さ対策を講じる事で光熱費や快適さが変わるので、お悩みの方はご相談下さい。