昨日、神戸市西区のＩ様邸の棟上げを行いました。
上棟に先立って、土台を敷いてアンカーボルトでしっかりと固定を行い、床の下地板まで施工を行っていました。
昨日の朝、１階の柱を立てるところから始めて、２階の床を支える梁を組んでいきました。
天気予報では雨は降らないとの事でしたが、午前中は小雨がパラついていました。
その為、２階の床下地板を貼った後、１階外壁の下地板を貼って、１階が雨で濡れにくいように進めていきました。
２階の天井や屋根を支える小屋梁を組んでいき、昼前には棟木を納めることが出来ました。
建物で一番高い位置に入る屋根を支える部材を棟木と言いますが、この棟木を取り付けるのを棟上げと呼んでいます。
ちょうど昼前に棟木が上がった段階でＩ様のご両親が差し入れなどをお持ち下さって、この瞬間をご覧頂く事が出来ました。
Ｉ様邸では屋根裏と屋根の形状で新しい取り組みを行っています。
屋根の下地となる桁上にも板を貼って、ここで気密を取る為に先行してシートを貼っています。
こうすることで断熱と気密の性能がよりしっかりと確保できる事と上棟時に屋根組みの作業を安全に行うことができる利点もあります。
ただ、屋根の軒を少しでも薄くする為に特殊な組み方を行う必要があった為、大工さん達も手間取っていました。
それでも、大工さん達の頑張りで予定通り屋根の下地板まで貼り終えてくれました。
最後には屋根の防水シートを屋根屋さんが貼り終えるところまで行うことができました。
外部の養生シートも貼り終えるまで、職人さん達の頑張りに感謝です。
Ｉ様には昨日はご覧頂く事が出来ませんでしたが、工事の進捗状況などを現場でぜひご覧頂ければと思います。
本当におめでとうございました。
また、お気遣い頂きまして、ありがとうございました。