神戸市北区のIY様邸では内装工事もあと少しとなりました。
壁紙の上から塗装を行いましたが、天井は長い柄のローラーを使って塗装しています。
この作業も力の入れ加減が難しく、色ムラが出ないように何度か塗り重ねる必要があります。
職人さんは慣れている為、難なく綺麗に仕上げてくれる為、いつも完成内覧会では塗装していることに気づかない方が多いです。
塗装が終わると左官屋さんがヨーロッパ漆喰を塗りました。
私の拙い写真ではその質感をお伝えすることができませんが、コテで押えた均一ではない質感は塗り壁ならではの魅力です。
汚れを気にされる方もいらっしゃいますが、意外と汚れにくく、汚れても綺麗にできる方法があります。
漆喰塗りが終わり、オーダーしたアイアン手摺を大工さんが取り付けしていきます。
柱と壁の間にぴったりのサイズで納める為、シビアな精度と施工が要求されます。
この手摺と上の手摺も職人技で見事に納まりました。
吹き抜けの足場が取れると開放感が出て、階段のインパクトも増します。
現場の大きさに合わせて建具屋さんに製作してもらった、建具を現場で調整しながら取り付けてもらいました。
キッチン背面の収納扉や床下エアコン前のルーバーなど造作ならではの大きさと一体感で納まっていきます。
この後、この造作建具などの塗装を行えば、照明や設備器具の取り付けを行う予定です。