神戸市東灘区のI様邸では外部の作業を中心に進めています。
![通気胴縁](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2023/09/5c0e22217196467022d0479931530c8b.jpg)
透湿防水シートの上から
通気胴縁と呼ばれる木の桟を
留め付けています。
この通気胴縁の間を空気が
通ることで壁の中の湿気を
排出する事が出来ます。
![防虫網と通気層](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2023/09/a58397aee82b2e9891325219ef53ecdc-rotated.jpg)
壁の間を上から撮った写真です。
通気層の下には虫などが入って
巣を作らないように網目の
メッシュを取り付けています。
さらに外側にはモルタルを
止める為の左官定木と言う部材を
取り付けています。
非常に地味でよほど気を付けて
見ないと気がつきませんが
意外と大事な部材です。
![軒天通気部材](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2023/09/b3f1b55f1d0123901cc31261bd46f491.jpg)
通気胴縁の施工後
屋根の裏側の軒天と呼ばれる
天井材を施工しています。
写真ではわかりにくいですが
ここにも通気層の空気を
排出する為の軒天換気部材が
施工されています。
他にも屋根の一番高い棟部分には
棟換気と言う通気部材を施工することで
効果的に暖かく湿った空気を排出します。
これらは家全体で考える必要があり
空気が温まると上昇する性質を利用して
上手く壁の中の湿気を排出する仕組みです。
完成するとわからない部分で
地味ですが、大事な作業になります。
![外壁アクセント板張り](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2023/09/ceeab2f09c32488a0d119a973583c5cd.jpg)
通気胴縁の施工が終わり
外壁の一部にはアクセントとなる
板張りを行っています。
大工さんと何度か打合せをして
細かい納まりを確認をしてから
施工してもらっています。
写真ではほとんど、わかりませんが
板の木目や目地はしっかりとあります。
ただ、節が無い上質な材を使った為
綺麗に仕上がり過ぎて
木の味がわかりにくい。
それでも全体が仕上がると
良い感じになると思いますので、
外壁が仕上がって
足場を外すのが楽しみです。
![配線・配管工事](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2023/09/e8937439c83a4ab24c546c01bf940011.jpg)
内部では電気屋さんと設備屋さんが
配線と配管の作業を行っています。
電気の配線はまだ一部で
かなりの線が分電盤(ブレーカー)に
集まってきますので
間違いのないように確認をしながら
作業を行ってくれてます。