久しぶりの更新になってしまいましたが、非常に忙しくさせて頂いております。
この間にいろいろとありましたので、また後日ご紹介できればと思います。
神戸市垂水区のY様邸では地盤改良工事が終わり、基礎工事を進めています。
![地盤改良鋼管杭](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2023/10/5bc57a26f1f1e8f8ee22ba57a5918a5d.jpg)
基礎工事に先立って
まず現状の土留めを補強する
工事から始まり、その後
地盤改良工事を行いました。
地盤改良工事は狭いスペースでも
施工が可能な鋼管杭による工事になります。
![地盤改良杭工事](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2023/10/d9db7e2216bb946280ce88bd94d7682d.jpg)
4mから5mある長い鋼管製の杭を
専用の重機で回転させながら
埋め込んでいきます。
それを建物の下に
20本以上打ち込んで
建物全体を支えます。
ただY様邸の地下には
障害物がある可能性がありました。
それは地盤調査をした際に
ある程度わかった為
事前に地面から
近い位置については
事前に取り除いていました。
深い位置にあると
地盤改良杭の施工が難しくなる為
施工が終わるまで
気を抜けませんでした。
ですので、無事に施工が終わって
気が楽になりました。
![基礎着工](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2023/10/2d3fb7484d769eab942f60677ce6c7a4.jpg)
ここからは地盤改良杭に
注意しながら基礎着工です。
地盤を全体に高く設定している為
掘削がほとんどありませんでしたが
整地をして砕石を敷きました。
![砕石転圧](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2023/10/75894c9d5bad886d488e470ff729a50e.jpg)
基礎の高さに合わせて
均した後、転圧機を使って
締め固めていきます。
その後、防湿シートと
捨てコンクリートの施工を行い
基礎の位置に合わせて
墨で印を付けました。
![基礎配筋](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2023/10/bc697502ed1d7cad13103fc56d087d58.jpg)
その墨の線に合わせて
鉄筋を組んでいく事を
配筋と言います。
Y様邸は変形した敷地に合わせて
建物も五角形で計画しています。
その為、配筋も斜めの部分があって
少し複雑です。
![配筋検査](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2023/10/42395b6d90c03f00dc6359c7c9c90670.jpg)
配筋が終わった段階で
第三者による配筋検査を受けました。
特に問題はありませんでしたが
私から少し是正を基礎業者さんに
依頼しました。
このあと、土間部分の
コンクリートを施工して
さらに立ち上がり部分の
型枠とコンクリートを
施工する予定です。