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神戸市垂水区T様邸の断熱リノベーション工事

先月のブログが空いている期間にいろいろとあったと書いておりましたが、その一つに神戸市垂水区で断熱リノベーション工事の契約をさせて頂き、その準備と調整を急ピッチで行っていた事があります。

断熱リノベーション工事

事情があって、ご紹介するのが遅くなりましたが、懸念事項も解決して工事も始まっていますので、その進捗状況をアップしていきます。

T様とは今年の始めごろに
ご相談頂いてからの
お付き合いになります。

ご相談の時からフルリノベーションをお考えで
断熱や自然素材などに強く感心をお持ちでした。

そこで以前の施工例などをご紹介したり
新築の完成内覧会にお越し頂き
弊社の家づくりの考え方や
イメージをお伝えしました。

その後、現場調査やプランのご依頼を頂き
打合せを重ねた後、契約させて頂きました。

断熱リノベーション解体工事1

ご契約後、現場では解体工事の作業を行っています。
基本的にはスケルトンにする為、
天井や壁、床などを全て撤去していきます。

断熱リノベーション解体工事

2階から解体を進めていき
予定通りの撤去が行えました。

T様邸は軽量鉄骨メーカーで
35年ほど前に建てられた家です。
以前に施工させて頂いたIH様邸
軽量鉄骨メーカーでしたので
基本的な工事方針は
同じように計画しています。

軽量鉄骨メーカーの場合
構造部分については触れないのと
補強をしてもこちらで計算したり
根拠を示すことができません。

その点をご了承頂いた上で
断熱性能については
軽量鉄骨の弱点を補強しつつ
新築並みの性能を確保する
計画とさせて頂きました。

断熱リノベーション解体工事2

T様邸は以前の所有者の方が
間取りを変更するリフォームを
されていました。

その時にあろうことか
柱を動かして写真右側の
ような施工を行っていました。

構造や性能を考えている業者では
ありえない施工ですが
現場調査時にわかっていたので
これを元あった場所に戻す予定で
計画を行う事が出来ました。

断熱リノベーション工事3

1階も解体がほぼ終わり
思っていた以上に
基礎などの問題も
少ない事がわかりました。

ただ、予想外だったのが
建築当時の図面と
柱の位置が違う事でした。

30年以上前とは言え
軽量鉄骨メーカーで
柱の位置が計画図と違うのは
不思議で少し驚きましたが
プラン等には影響もなく
進める事が出来そうです。

断熱リノベーション工事施工

現場では窓周りの納まりや
土台や壁の納め方について
大工さんとも打合せを行っています。

特に木造と違い軽量鉄骨メーカーの
断熱リノベーションの場合
鉄部の熱橋と床下や天井部分の
気流止めが非常に大事で
施工が難しい部分になります。

そこをどう納めるか
現場で頭を捻りながら
施工の手間も含めて
大工さんと意見を出し合い
方針も固めてきました。

図面作成などで
かなりタイトですが
準備が出来次第
工事を進めていく予定です。