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断熱リノベーションの窓交換

神戸市垂水区のT様邸リノベーション工事ですが、まずは外部の工事を進めています。

サッシ撤去

断熱リノベーションで肝になる
窓の取替えですが
外壁を触る必要があります。

窓の周りの外壁を撤去して
新たに下地を作っていきます。

外壁下地合板貼り

その時にしっかりと新しい窓と
外壁の仕上げを行う為に
既存の外壁の上から合板を貼っていきます。

樹脂サッシ取付け

さらに外壁側に付加断熱を
施工する為の下地を取り付けて
樹脂サッシを施工しています。

この外張りの付加断熱は
とても大事な工事になります。

と言うのも軽量鉄骨の骨組みは
鉄で出来ている為
熱が非常に伝わりやすく
断熱的には最悪です。

それをカバーする為には
外側で断熱を行って
鉄に出来る限り熱が伝わらないように
する事が必須だと考えています。

もちろん壁の中に充填断熱も行いますが
熱橋と呼ばれる断熱的に弱い部分への
対策が快適な環境を作るのに大事です。

この施工をどのように行うか
大工さんと何度か打合せを行い
実際に施工を確認してみて
問題ない事がわかりました。

あとはその方針に則って
順番に外部の作業を進めていきます。

まだ内部の気密処理をどうするかなど
T様邸も難しい問題がいろいろと有り
現場で職人さんと相談しながら進めていく
必要がありそうです。

ここからは余談ですが
それにしても垂水区で施工中の
3軒はどの案件も難しく
10年前の自分では同時に施工は
まず無理だったと思います。

1軒でもやっとの状況
だったかもしれません。
もちろん、この10年間で
いろんな経験をしたり
知識を吸収したことで
出来るようになった部分も有ります。

しかし、それ以上に
サポートしてくれる方と知り合ったり
依頼できるようになった事が大きいです。

これからも経験を糧に
周りの方に協力して頂けるように
研鑽を積み重ねていこうと
思う今日この頃です。