神戸市垂水区のY様邸では外部の防水シートと通気胴縁の施工が終わりました。
![透湿防水シート](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2023/11/4e5528390c803bc20a74e5b635f10e7c.jpg)
中間検査の後、外壁の透湿防水シートを
施工してまずは外部からの
雨水の心配がなくなりました。
透湿防水シートは水は通しませんが
湿気は通す特殊なシートで
壁の中の湿気を外部に排出する
役割を果たします。
![通気胴縁の施工](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2023/11/6793cac01b463a55bf1d2e6aed91b6b8.jpg)
透湿防水シートの上から
通気胴縁の施工を行いました。
通気胴縁は外壁の仕上げ材との間に
隙間を作る為の部材になります。
この間を温まった空気が上に
上がっていき、軒の換気部材から
排出されます。
外壁の仕上げはガルバリウム鋼板ですが
凸凹のある仕上げ材なので
その間も空気が流れるようになります。
![高性能グラスウール断熱材の施工](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2023/11/3be2859a409995e1410ac3622b55f515.jpg)
内部では大工さんが
高性能グラスウール断熱材の
施工を行っています。
隙間なく丁寧に施工される事で
断熱材の性能が計算通り発揮されます。
逆に言うと隙間があると
設計時の計算通りの性能は出ません。
それを測る方法は今のところ、有りませんので
現場でしっかりと確認を行う必要があります。
![防湿気密シート施工](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2023/11/060f36df11c582ad8a20436fe56e6839.jpg)
高性能グラスウールの充填が終わると
上から防湿気密シートを貼っていきます。
透湿気密シートを別で貼る事で
しっかりと気密を行い
室内からの湿気が壁の中に
入るのを防ぎます。
家の気密性能は気密測定を
行うことで隙間が
どれくらいあるかわかります。
それは当然ですが
現場ごとに測らないと
わかりません。
しかし、経験を積むと
現場を見るだけでも
ある程度は予想が出来ます。
その上で確認の為に
Y様邸でも後日
気密測定を行う予定です。
![電気配線工事](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2023/11/d86d2446219bdfc76bb0e89490e1ab59.jpg)
大工さんの作業の合間に
電気屋さんが電気の配線工事を
行っています。
図面を確認しながら
この大量の電気の線を
家中に配線していきます。
その時に先ほどの
防湿気密シートなどに
穴を開けて線を通す所が
必ず出てきますので
確実に気密処理を行って
隙間を作らないようにしています。
大工さんだけでなく
電気屋さんや設備屋さんなども
気を付けて施工してもらう事が大事です。
この後、天井などへの
吹込み断熱を施工する予定です。