久しぶりになってしまいましたが、神戸市垂水区のT様邸リノベーション工事は大工さんの工事が進んでいます。
![外壁杉板張り](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2024/02/f16d760afeb1aaa95f5b98b0c85de803.jpg)
外壁の杉板張りは完了しました。
グレー色の塗装を施していますが
近くで見ると木目も出ています。
経年変化も激しい色変化が少ないので
気になりにくいです。
![セメント瓦塗装](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2024/02/60de51fac198639f55f2fd4a84f4daa5.jpg)
屋根はセメント瓦でしたので
こちらもグレー色の塗装を施しました。
本物の粘土を焼いた瓦であれば
耐久性があり、塗装もほぼ
必要ありませんが
セメント瓦の場合は
セメントが水を吸うと
もろくなってしまう為
水が染みこまないように
表面を塗装する必要があります。
建築当時に安さで選んだ物は
耐久性などが低く
メンテナンス費用が思ったよりも
掛かる場合もあります。
![壁下地調整](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2024/02/f77f54844187a53df9f2d1e8944139ce.jpg)
大工さんは外壁の
下地調整を終えました。
既存の柱や木部を
活かしながらの作業でしたので
思った以上に手間が掛かりました。
![壁セルロースファイバー吹込み断熱](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2024/02/bac3ef6f6d44e3a200d385caf538aed2.jpg)
壁の下地が完了すると
壁にもセルロースファイバーの
吹込み断熱を行いました。
天井と同様に不織布を貼ってから
穴を開けてホースを差し込んで
隅々まで行き渡るように
断熱材を吹き込んでいきます。
セルロースファイバーを
使用した理由としては
下地が複雑でいつもの
高性能グラスウール断熱材では
綺麗に隅々まで施工するのに
非常に手間が掛かる為です。
他にも道路事情による
運搬車両の問題などから
判断した結果です。
いつも言っていますが
断熱材はこれが一番と
言う事ではなく
現場の状況に合わせて
考える必要があります。
![防湿気密シート貼り](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2024/02/216863dd37f8a1d39ec608d848aa6db0.jpg)
セルロースを吹込み終えると
不織布の上から防湿気密シートを
貼っていきました。
このシートを貼る事で
気密性を高めます。
ここまでくれば後は
通常の壁や床の下地や造作工事で
ある程度、時間も読めます。
![床オーク3層フローリング](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2024/02/c797ebd24e90125ee5d58f6aed058579.jpg)
床にはオークの3層フローリングを
貼っています。
新築でもよく使う床材ですが
木の反りや動きが少なく
目地の隙間が出にくいのが特徴です。
これから階段や壁、建具と
順番に施工を行っていく予定です。