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ヨーロッパ漆喰塗りと木製造作洗面台

神戸市垂水区のO様邸では内装工事が大詰めです。

壁紙塗装

紙クロスを貼り終えると
塗装屋さんがクロスの上から
塗装を行いました。

木の枠も同じ色で塗装を行う事で
違和感なく空間に馴染む
仕上がりになります。

漆喰下地プラスター塗り

塗装が終わると次は
左官屋さんが漆喰下地の
プラスターを塗りました。
ボードの継ぎ目やビス頭には
下地処理や割れ止めのテープを貼り
壁全体にコテで薄く塗りつけています。

ニッチ漆喰塗り

その上からヨーロッパ漆喰を
コテで塗っていきますが
コテムラがほとんど出ない
押さえ仕上げです。

押さえ仕上げにすると
正面からの写真では
塗装との違いが
ほとんどわかりません。

このように角度を付けて撮ると
少しその質感がわかます。
このようなニッチの部分は
特に角を少し丸く仕上げて
もらっていることもあり
実際に見ると独特の風合いが出ます。

これはクロスでは出ない質感で
塗り壁ならではの仕上がりです。
住む人にとって少しでも愛着の湧く
仕上がりになればと言う思いで
施工してもらっています。

木製造作洗面台の施工

壁紙の途中でしたが
造作家具の職人さんに
木製造作洗面台を
取り付けてもらいました。

壁の間に隙間なく
綺麗に納めるだけでなく
扉の仕上げは他のドアや
引き戸と同じくオークの突板を
使用してもらってます。

それによって全体の統一感が出たうえで
家具のように空間のアクセントにもなります。

造作建具の取り付け

さらに建具屋さんによる
造作建具の取り付けも行いました。
こちらはダイニング横にある収納の扉です。
天井まである収納の扉に
このあと塗装を施すことで
空間に馴染む仕上がりになりました。

続いて電気屋さんが照明器具や
スイッチなどの電気器具を
設備屋さんがトイレや水栓などの
設備器具を取り付けていきます。

タイルなどの施工が終わると
来週には床の養生も外す予定です。