神戸市垂水区のF様邸で年始から基礎工事が始まり、配筋検査が終わりました。

昨年末に地盤改良工事を行っていました。

年末年始休暇を挟んで年明けから掘削して
掘った土を搬出しました。
地盤改良杭の頭を傷つけないように
気を付けながら掘っていきます。

掘削した後、しっかりと締め固める為に
タンピングランマーと言う機械で
地面を叩いていきます。
この締め固める作業を転圧と言います。

その後、砕石を敷きならしてから
もう一度、締め固めを行います。

転圧した砕石の上に防湿シートを敷いてから
外周部や地中梁で深くなった部分に
捨てコンクリートを施工しました。
この捨てコンクリートは構造体ではなく
あくまで基礎の位置を正確に出すための
墨で印をつけたり、型枠を建てる為に
施工をしています。

捨てコンクリートに付けた墨を目印に
鉄筋屋さんが基礎図面の通りに
鉄筋を組んでいきます。
鉄筋を配置して結束していく作業を
配筋と言いますが、鉄筋の太さや間隔、
継ぎ手の長さなど細かい基準があります。

鉄筋が組み終わると第三者による
配筋検査を受けました。
特に問題もありませんでしたので
土間部分のコンクリートの施工を行っています。
続けて立ち上がりの型枠を組んでから
今週には立ち上がり部分のコンクリートも
施工する予定です。