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グラスウール断熱の施工

播磨町のMi様邸では外部のモルタル塗りを行っています。

ラス貼り

通気胴縁を施工した後、ラスと呼ばれる金網を貼りました。
このラスは上からモルタルを塗っても割れが出にくく、錆に強い加工が施された特殊なものを使用しています。

モルタル塗り

ラスの上から軽量モルタルを塗っています。
重量を軽くするためにパーライトなどの入ったものですが、さらに割れが出にくくなるように特殊な繊維を混ぜています。

配管

内部では電気の配線や上下水の配管を行いました。
2階への配管には遮音材を巻いた管を使うことで2階で水を流した時にも音が小さくなります。

グラスウール断熱

配線や配管が終わると断熱材の施工を行っています。
壁には高性能グラスウールの24K以上の性能があるものを使うことで自立するほど剛性が高く、垂れ下がりなどの心配がありません。

写真でもわかるほど柱の間にびっしりと隙間なく入っている為、数値通りの性能を発揮します。
断熱材の性能は施工がしっかりとされてこそ発揮されるもので、当たり前ですが、正しく施工されない限り数値通りの性能にはなりません。

さらにこの上に気密シートを施工しますが、気密性もしっかり確保することで断熱性能が確保されます。
そういう意味でもいくら設計上、良い計算結果が出ていても現場の施工によって実際の性能は全然違うものになります。
職人さん達の理解と協力が必須なのですが、何度も確認を行ってきた甲斐あって、大工さんをはじめ職人さん達がしっかりとした施工を行ってくれています。