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西宮市US様邸棟上げ

西宮市のUS様邸では先日、棟上げを行いました。

朝、土台のホゾ穴に柱のホゾと呼ばれる加工をした部分を差し込んで1本1本立てていきます。

その上に2階の床を支える梁と呼ばれる材を架けていきます。
床の下地板を頑丈に支える為にこのように井桁に組んでいますが、地震などの横方向の揺れはまず床に力が働く為、構造的に大事な役割を果たします。
大工さん達はそれほど太くない梁の上を平気で歩きながら、梁をつないでいきました。

梁を組み終えると床の下地板を貼り、足場をしっかりと作って、2階の柱、さらに屋根を支える梁を組んでいきます。

そして、昼ごろには棟木と呼ばれる建物の中で一番高い位置に横たわる材を架けることができました。
この棟木を上げる作業を棟上げと言いますが、昔はレッカー車などがなかった為、ここまで作業をするだけでも大変で数日かかることもありました。
その為、この段階でひと段落として上棟式などを行っていました。
ただ、現在では作業が効率化され、大工さんの人数も集まっているこの日にできる限り、作業を進めていきます。

屋根の下地板を支える垂木と呼ばれる材を等間隔に取り付けていきます。

その上から屋根の下地板を貼り、この日の大工さんの作業としては終了となります。

その後、雨が降っても大丈夫なように、屋根屋さんがすぐさま防水シートを貼っていきます。
さらに外部もシートを貼って、この日の作業は終了です。

当日は天気が良く、気候的にも涼しかった為、大工さん達も動きやすかったようで、予定通り無事に作業を行うことができました。

US様、ご上棟おめでとうございます。
当日は足を運んで下さり、差し入れも頂きまして、ありがとうございました。
これからも完成まで無事に進めていきたいと思います。