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外壁の下見板貼り

加古川市のH様邸では外部の工事が進んでいます。

外壁防水シート貼り

連休中に透湿防水シートを貼り終えて、通気胴縁と軒天の施工を行いました。

軒天塗装

軒天は不燃板を貼っており、上から塗装をしています。

外壁の下見板貼り

H様邸の外壁には下見板と言う板を重ねながら横に張る方法を採用しています。
重ねている為、板の段差が出来て、その影が独特の雰囲気を醸し出しますが、1枚1枚貼っていく為、大工さんの手間が掛かります。
この板材はレッドウッドと言う耐久性の高い材を使っており、100mにもなる巨木のセコイアと言う木の事です。
日本でも以前から実績があり、実際にメンテナンスを行わずに20年以上経過している事例もあり、耐久性には定評がります。
無塗装でも数十年は持つものですが、意匠的な問題もあり、H様邸では塗装を行います。
写真は裏表両面に下塗りを行って貼っていますが、表面にはもう一度、塗装を行うことで色が変わります。
仕上がりは塗装をしてからのお楽しみという事で(昨日も書いたような・・)

下見板貼り

こちらは6年ほど前に施工させて頂いた明石市のKS様邸に先日、伺った時に撮らせて頂いた写真です。
このお家も塗装を行っていましたが、下屋の軒がしっかり出ている1階部分は完成時からほとんど変わっていないと思えるほどの綺麗な状態でした。
やはり屋根の軒の大事さとレッドウッドの板材の経年変化が確認できた良い事例になります。

建物内部では天井の下地を組んでいて、電気屋さんがスイッチやコンセント等の配線を、設備屋さんが水道や下水等の配管を行っています。

外壁の下見板貼りはまだ当分掛かりそうですが、仕上がりが楽しみです。