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付加断熱と下地補強

神戸市西区のS様邸では付加断熱の施工も終わりました。

付加断熱下地

柱間の充填断熱と気密シートを施工した後、壁の内側に下地の木組みを行いました。

付加断熱

その木の間に高性能グラスウール断熱材の50mmを入れていきます。
これで壁の断熱材が155mmとなり、壁からの熱の出入りがより少なくなります。
まだ天井の吹込み断熱を施工していない為、その性能が発揮されていませんが、吹込み断熱をした後との差を大工さん達がまず体感することになります。
そういった意味では現場で作業をする職人さん達が断熱性能の差を最も体感しているかもしれません。

また、この段階で壁などの下地補強や配線などの工事を行うことで、仕上げの工事をスムーズに行えるように仕込んでいます。

ボード下地

大工さんは続けて天井や壁の下地となる石膏ボードを貼っています。
階段や建具の枠、カウンター材などの造作材も続々と納品されて、順番に作業も行っていく予定です。

モルタル2回目

外部では左官屋さんが2回目のモルタル塗りを行っています。
下の方に白く見えるものはグラスファイバーメッシュと呼ばれるモルタルの割れ防止のシート状のものです。
他にも割れにくくなる工夫を施して、モルタル外壁の弱点であるひび割れ(クラック)を防ぐようにしています。

この後、シゴキと呼ばれる表面を平滑にする薄塗りを行った後、さらに養生して外壁の仕上げを行う予定です。