明石市のU様邸では一旦、大工さんの作業は終わり、内装工事が始まっています。
センターキッチンの腰壁は対面側に板を貼っています。
無垢板ならではの木の質感と木目を活かした塗装を後日、施す予定です。
このキッチンから見える眺めが気持ちよくて、思わずキッチンに立つ機会が増えるかもしれません。
木製の造作キッチンも現場施工が終わりました。
腰壁のサイズに合わせて家具屋さんにオーダーしたキッチンキャビネットや別で依頼した人造大理石のカウンターがぴったりに納まりました。
図面で確認しているとは言え、実際に施工するまでは緊張感もあるのですが、こうやって綺麗に納まるのはそれぞれに間違いなく、チェックや製作を行ってくれているからです。
いつもながら、職人さん達ならではのプロの仕事です。
洗面も造作した木製洗面台が設置されました。
こちらも壁の間にぴったりと入るサイズで造作した洗面キャビネットと人造大理石のカウンターが納まりました。
ここから水栓金具や鏡、さらに洗面台の前壁にはタイルを貼る予定で、完成するのが楽しみな洗面化粧台です。
現場では塗装屋さんが木部の塗装を行った後、クロス屋さんがクロス下地のパテ処理を行いました。
ボードの継ぎ目やビスの頭にパテを埋めてはサンドペーパーで削る事を繰り返し、ようやく下地処理が完了です。
下地のパテ処理が終わると紙クロスを貼っていきます。
一般的に使われているビニルクロスに比べて薄く、幅も狭い為、手間が掛かるのですが、上から何度も塗り重ねることが出来て、貼り替えのゴミが出ないのが魅力です。
汚れが目立ってきたり、模様替えをしたいときにはご自身で1面だけを塗ることもできます。
年々、ゴミの処理費用がコストアップしており、将来に渡って出来る限りゴミを出さない(使い捨てではない)素材をお薦めしています。
外部では吹付け仕上げも終わり、あとは雨樋の取付けを行い、来週には足場を解体する予定です。