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通気用ラスとオーク3層フローリング

神戸市須磨区のH様邸では
外壁の通気用ラスと
モルタルの下塗りが終わりました。

通気用ラス

先日の通気胴縁の上にラス(金網)を
留め付けていきました。

このラスは非常に頑強で変形しにくいのと
裏側に不織布のシートが貼られている為
モルタルを塗った時にめり込み難く
通気層がしっかり確保できます。

さらに特殊なメッキ処理された鋼板を
使用した金網なので耐久性や防錆性が
高いのも特徴です。

ラスが錆びてしまうと
モルタルが落下してしまう原因になる為
長い目で見ると大事な部材です。

モルタル下塗り

ラスの上から左官屋さんが
モルタルの下塗りを行いました。
ラスの網目が残るように塗る事で
2回目のモルタル上塗りの時に
しっかりと接着します。

モルタルを乾かす為に養生期間を空けて
2回目のモルタル塗りを行う予定です。

オーク3層フローリング

内部では大工さんが床の
オーク3層フローリングを貼っています。

オーク3層フローリングは
無垢材を3層に重ねて作られた床材です。
3層にすることで木材の収縮を抑えて
溝の隙間が広がりにくくなります。

また無垢材ならではの質感や木目は
人工物にはない味わいがあります。

電気配線と配管

内部では他にも電気屋さんが
照明やコンセントなどの電気配線や
光回線の配管工事を行っています。

写真は電気のブレーカーが付く
分電盤付近の状況ですが
電気配線の束がすごいことに。

これらの線1本1本を各部屋の
照明やスイッチ、コンセントに
間違いないように配線していきます。
後でのやり直しが難しいため
慎重な作業が求められます。

同様に設備屋さんが水道や給湯、
排水の配管工事も行っています。

まだ当分は下地の地味な作業が続きますが
仕上げに影響が出る大事な工程です。