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燃費計算と省エネ住宅

今年4月に契約させて頂いた
神戸市東灘区のI様邸ですが
申請があと少しで下りる予定で
工事の着工準備を行っています。

神戸市東灘区で注文住宅

先日、近隣の方にI様ご家族と
一緒に挨拶をさせて頂きました。

あとは長期優良住宅の申請が
終わるのを待って
来週には着工する予定です。

申請の準備段階で
地盤調査を行いましたが
非常に固い地盤でした。

むしろ固すぎるので
基礎工事の時に掘るのが
大変そうです。

燃費計算と省エネ住宅

こちらはQPEXと言うソフトで
省エネ計算を行った結果です。

最近ご相談を頂く中で
よく聞かれるようになったのが
『UA値やC値はいくらですか』と
言ったご質問です。

どの会社も『省エネで高性能な家です』と
謳っている為、違いがわからず
疑問に思って、いろいろ検索する中で
断熱や省エネについて発信しているサイトや
ユーチューブなどをご覧になって
勉強された結果、質問される事が多いです。

ただ、このUA値(断熱性能)や
C値(気密性能)が
良い数値だからと言って
快適で省エネな家に
なるかはわかりません。

詳しくはコラムをご覧頂ければと思いますが
太陽からの非常に大きな熱と
人やテレビ・冷蔵庫などの家電品からの
発生熱による室温への影響。
24時間換気による熱や湿気の移動、
建材による蓄熱効果など。
家の中に影響を与える
要素を考えた上でないと
室内の温度や暖冷房時に
必要なエネルギーはわかりません。

他にも建物の形状や角度
隣の建物との距離など
さまざまな要素によって
暖冷房エネルギーや
燃費を計算する事ができます。

それらは計算ソフトを使って
出すことが出来ますが
1軒1軒、算出するのは
かなり手間が掛かる仕事です。

ですので、多くの会社では
(特に大きな会社になればなるほど)
燃費計算を行う会社は無いのが実情です。

ただ考えて欲しいのですが
自動車を買う時に燃費を見ずに
購入することはありますでしょうか?

それほど気にしない人も
いるかもしれませんが
ある程度は確認する事が
多いのではないでしょうか。

でも住宅には燃費計算と言う
基準が無くて、ただ断熱性能の
基準があるだけです。

何度も言いますが
断熱性能(UA値)だけでは
快適で省エネな家に
なるとは限りません。

では、なぜ燃費計算などの
基準が無いのでしょうか?

それは家は1軒1軒
立地条件や家の形も違えば
大きさも違い、使用される窓や
換気、建材などの違いにより
計算して比較することが
難しいからです。

もっと言うと住まい手の
暮らし方によっても
燃費に差が出てしまう為です。

では燃費計算をしても
意味がないかと言うと
そんな事はありません。

確かに住まい手によって
快適な温湿度は違う為
暖冷房の使い方が違います。

しかし、少なくとも
燃費計算結果は目安にはなり、
光熱費の増減に影響がでます。

要は省エネや燃費計算を
行うことで初めて快適で
省エネな家になるかどうかが
わかると思いませんか?

燃費計算をしないで
省エネな家ですよと言う
意味はあるのでしょうか?
と最近特にお伝えしたい事を
長々と書いてしまいました。

さらには現在
ご家族ごとの暮らしまで
ある程度、考慮した空調計画を
勉強しております。
その内容はまたいつか
書きたいと思います。