先週末になりますが、明石市のU様邸で上棟を行いました。
上棟に先立って、大工さんは土台敷きを行っていました。
土台には桧材を使用している為、アンカーボルトなどの穴を開けていく時にヒノキの良い香りが漂います。
床の下地板を貼った後、上棟時の柱や梁の材料を搬入して、上からシートで養生を行いました。
この後、建物外周部に足場を組んで上棟準備が完了していました。
上棟当日は1階の柱を立てるところから始まり、一気に屋根の下地まで組む為、大工さんも応援の人を入れて7人で作業を行います。
柱の上に2階の床を支える梁を載せて、こちらも井桁状に組んでいきます。
この梁が重い為、レッカー屋さんが吊り上げて、大工さん達と息を合わせての作業を進めます。
梁の上に床の下地板を貼っていき、足場にして2階の柱材などを上げていきました。
1階と同じように2階の柱を組んで、上に屋根を支える小屋梁を組んでいきます。
小屋梁の上は屋根と同じような高さになる為、かなり見晴らしも良いです。
小屋梁の上にも板を貼っていき耐震性を高めながら、気密性も高めています。
さらに束を立てて、母屋と一番高い部分の棟木を納めて、無事に上棟しました。
上棟後も作業を進めて、屋根の下地となる垂木を組んでいきます。
垂木の下から野地板を貼っていったところで、屋根屋さんが駆けつけて、防水シートを貼りました。
最後は外部をシートで養生して、作業も終了です。
天気に恵まれ、汗ばむ陽気でしたが、大工さん達はいつもながら手際よく作業を進めてくれたおかげで予定通りに進みました。
作業後にはU様ご家族にご参加頂いて、上棟式もさせて頂きました。
U様にはいろいろとお気遣い頂きまして、ありがとうございました。
また上棟、おめでとうございます。
これからは徐々にですが、作業が進んでいきますので、現場にも足を運んでその過程もご覧頂ければと思います。