神戸市垂水区のK様邸では内装工事が進んでいます。
![内装木部塗装](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2023/08/2a32dd85540150264f936e61ee1928e7.jpg)
まずは塗装屋さんが
木部の塗装を行いました。
床と壁の境目にある幅木や
天井と壁の境目の廻り縁
窓の周りの枠や壁の見切り材に
壁の色やオイル塗装を施していきます。
事前に行うことで
壁紙を汚さないように
作業を行えます。
この順序を間違うと
非常に手間が掛かるだけでなく
仕上りも綺麗になりません。
職人さんの手配や
打合せなどが複雑になる為
シートが貼られた新建材と呼ばれる
既製品が使われるのが一般的です。
ただ、樹脂シートの新建材は
表面が傷ついたり、剥がれると
みすぼらしくなるだけです。
その点、木材に塗装仕上げは
傷ついても補修が簡単で
剥がれるような事もありません。
経年による変化も楽しめるのが特徴です。
![壁紙下地パテ処理](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2023/08/6c19a17177d7e8bb68d689530d41d7a7.jpg)
木部の塗装が終わると
次はクロス屋さんが
壁紙の下地処理を行っていきます。
石膏ボードの継ぎ目やビス頭を
パテで埋めては削りの作業を
数回繰り返し表面を平滑にしました。
![壁紙下地パテ処理完了](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2023/08/e3f9777cffc418e3cef080d804c1de2a-1.jpg)
この下地処理によって
仕上げの出来栄えが大きく変わります。
ですので、下地処理だけで
数日かけて念入りに行いました。
![紙クロス貼り](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2023/08/871839fbbc0152ea091487245dd5b09c.jpg)
ようやく壁紙を貼っていきますが
一般的なビニルクロスとは違い
紙クロスは下地の影響を受けやすく
貼る時にも技術が必要です。
![紙クロス施工完了](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2023/08/956f74df956ed30a963e80fd288df394.jpg)
壁紙を貼り終えると
一気に明るくなり
空間が引き立ちます。
![紙クロス塗装](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2023/08/23b6012fa5eae3c1650473a1f9e8e1ba.jpg)
その後、再び塗装屋さんが登場して
紙クロスの上に塗装を施します。
この塗装も慣れた職人さん達なので
とても手際のよい作業で
仕上がりも綺麗です。
他の工務店の方が見学に
来られた時もよく褒めて頂くほどです。
![外部足場解体](https://www.arbrehome.com/wp_cms/wp-content/uploads/2023/08/ed033ab07c54972e3dcc6b6c0d8acb77.jpg)
外部では足場が外れて
外観が現れました。
淡いクリーム色とギングロ色の屋根
木製玄関ドアが映える家です。
丸柱や布団干しなどの金属仕上げの
養生が残っているので
全体がすっきりとするのは
もう少し先ですが
家の雰囲気はわかるようになりました。